前回の話は、ニューヨークからアムトラックで8時間ほど列車に揺られてきましたが、アクシデントでアメリカ側ナイアガラの滝駅に到着できず、
残りの区間をタクシーに同乗させてもらって、何とか予約していたアメリカ側にあるホテルラマダインに到着できたというところまででした。
一夜明け、この日は見どころの多いカナダ側向かうため、国境を目指します。
アメリカ側からカナダ側へ国境越え
宿泊したラマダインで付近の地図が壁に貼ってあったので確認したいことがありました。
- ナイアガラのカナダ側に行くには国境を超えねばならないのですが、国境の場所はどこだろう。
- カナダ側での宿泊場所はハワードジョンソン&カンファレンスセンターという宿を予約していましたが、場所はどこだろう。
の2点が不明でした。
カナダの国境はどこにあるのか
①の国境は地図を見てみるとわかりやすい道で、[レインボーブリッジ]という橋にあるみたい。
そんなに遠くなさそうなので徒歩で行けそうだ。ということがわかりました。
レインボーブリッジはコチラ
②の宿に関してはナイアガラの滝の見どころから遠いことがわかりました。
遠かったのか~
地図を見ると、滝の近くに他に宿がいくつかあるので直接行って、
当日の空きがあったらハワードジョンソンに泊まらず空きのある部屋に泊まるかも。
と計画を少し変更することにしました。
(2022年現在なら場所を知らないでホテルを予約はしないですね。ネットで場所やホテルの様子、アメニティなど情報がありますので・・
2004年当時はネットもあったとは思いますが、私は宿の冊子から値段の安いホテルを予約するということが多かったです。
宿の冊子は幅広い価格の宿が記載されていたので重宝していたのです。
その様な予約の仕方をしていたので現地に行ってから詳細な場所を探していました。)
歩いて国境越え
朝から天気は曇り。
ラマダインでもらった地図を見ながら、カナダとの国境までスーツケースをガラガラしながら歩いて向かいます。
地図で見るとわかりやすい道で、そんなに遠くなさそうなのに・・
アメリカの1ブロックが思ってたより距離があるのでまだ?まだ?という感じです。
やっと橋の上にある国境のゲートに到着しました。
小さい事務所みたいな所でした。
パスポートを出して
顔見て
スタンプ押して
お終い。
あれ?おわり??質問とか無かったです。
簡潔に終了でした。
そのようにしてカナダに入国しました。
当日泊の宿探し
日本から予約していた、ナイアガラの滝カナダ側のハワードジョンソンというホテルはちょっと遠い。ということで、
近くにある安そうな宿に空きがあったらそちらに泊まろう。と探しました。
比較的すぐこじんまりとしたモーテルを見つけました。
フロントに行ってみましたがだれもいません。
先客がいたのですが、しばらく待っているようでイライラしていました。
私たちもしばらく待ってみましたが帰ってくる様子もないので私だけ待って、旦那さんは別の宿が無いか探しに行きました。
旦那さんが帰ってきて、もうちょっと坂を上がったところに空きもあって値段も手ごろな所があった。
とのことだったので私たちはそちらの宿に泊まることにしました。
スーツケースを押しながらの坂は大変でしたが空いてて良かった!
荷物を置いてナイアガラの滝を見に行きました。
ナイアガラの滝観光
世界三名爆の1つナイアガラの滝の滝壺を体験してみます。
日本の華厳の滝を小学生の時に見た時も滝の凄さに驚きましたが、それよりも大きい滝を滝つぼから見上げられるのはどんなにすごいのかわくわくします。
霧の乙女号
ナイアガラの滝壺へ行った友人は言いました。「すごいよ、びしょびしょになるよ。寒かった。」と
滝つぼへ行く船は[霧の乙女号」といいます。

寒い時期には出航せず、4月中旬から10月中旬ぐらいまでの運航でした。よかった~、この日は10月4日だったのでまだ乗れる!
友人のびしょびしょになるよ。というのが頭に残っていたので乗船前準備を出来る限りしてみました。
濡れると寒いだろうからと何枚も着込み、首にタオルを巻いたら水を吸ってくれるかな、帽子もいるな、濡れて化粧が落ちたら嫌なのですっぴんでといった具合になりました。
旦那さんにやりすぎでは?と言われましたが・・
いざ乗船、滝つぼへ
霧の乙女号に乗る前に青いポンチョを渡されました。

その姿でぞろぞろと船に乗る姿は・・まるで強制送還される人みたい・・

船は出航しました。
まずは手前にある[アメリカ滝]の前を通過します。

アメリカ滝は少し距離がある所から眺める形でした。

そしてゴウゴウという轟音が耳に入ってきました。

振り返ると目の前に
でっっっかーーーーーい(!!!)滝が近づいてきます。
どんどん水しぶきが飛んできます!!

白い霧、
煙の中に入ったぁぁぁ~~

目の前に信じられない量の(!)水が落ちてきます!!!
どどどどどどどど
大迫力!!!

霧の乙女号は旋回し、出発地点に戻って行きました。

ただただ、圧倒されました。
滝つぼまで行ってみるもんですね。
船の先頭に立ってた人の方がびしょぬれになってました。
カメラは防水カメラが良いと思います!
下船した後みんなは使ったポンチョをゴミ箱にポイとしてましたが、私たちは思い出に持って帰りました。
①霧の乙女号の運行状況ですが、2021年はコロナの影響で運行休止していましたが、今は再開しています。
②霧の乙女号の乗船場所のことですが、
私たちが乗船した2004年はカナダ側からの出発でしたが、
2013年にアメリカ側からのみの乗船となったようです。
公式サイトにて乗船場所を確認しましたらカナダとの国境があるレインボーブリッジの近くでした。
③乗船場所付近で宿泊する場合は霧の乙女号の公式サイトでまず乗船場所を確認します。▲
ホテルは、「トリップアドバイザー」▼の検索画面で、
「ナイアガラフォールズ」と打ち込むと予測変換で、「ナイアガラフォールズホテル アメリカ合衆国、ニューヨーク州」が出てきますので、選択します。
ホテルによって乗船場所から離れたところになるので、左上の地図表示をクリックし、
場所と料金の兼ね合いの良さそうなホテルを探すと良いかと思います。
④もしも列車(アムトラック)でニューヨークから来られる場合は、
カナダ側の「ナイアガラフォールズ,オンタリオ」(カナダ側の駅)ではなく、
「ナイアガラフォールズ,ニューヨーク」のアメリカ側の駅で下車となります
ナイアガラの滝は同じ名前でアメリカ側とカナダ側があり、間違えやすいのでお気をつけください。
滝を上・横・裏側からも見てみる
霧の乙女号を下船し、今度はナイアガラの滝を上から見てみます。
アメリカ滝を見ながらカナダ滝へ歩きます。
整備されている歩道ですので歩きやすいです。
カナダ滝は水が落ちている所が間近で見れるのです。
流れ落ちる水をずーーっと見てると吸い込まれそうな感覚になります。怖

滝には何度も虹がかかりました。
きれいですねぇ

ジャーニービハインドザフォールズ
お次は横からも見ました。
横や真裏から滝を見るにはツアーに参加で見ることができます。
[JOURNEY BEHIND THE FALLS]というツアーです。
ツアーは現地(テーブルロックセンター)で申込しました。
場所はコチラ

さて、出発です。
まずは真横からカナダ滝を見ます。

真横から見る滝の迫力(!!)
水の厚みがすごい!!
更にナイアガラの滝の裏側も見ることができるらしい。
行ってみます。
地下道を進みます。
滝の中にいるような位置なのか、何だか怖かったです。

水の音がすごい。
水に押しつぶされそう・・圧が・・
世界三名爆の莫大な威力を感じました。
市内を観光とお土産
ナイアガラフォールズって有名観光地なので付近の街もアミューズメントな街になっています。
有名なバーガーキングのお店はフランケンシュタインがお店の屋根にどかーん!と乗っかってたり、(写真でお見せできず残念です。)お化け屋敷なんてのもあります。
ハーシーズやハードロックカフェなんかもありました。
ぶらぶら歩いていると、久しぶりに漢字(!)を見つけました。

カナディアンギフトショップ、[斎藤カナダ]です。
素敵なネーミング。
面白そうなので入店しました。(レシートが残って無かったのでお買い物しなかったのかも・・残念!)
何店舗か覗いたのでどこのお店で買ったのか忘れてしまいましたが、
カナダのお土産にとメープルシロップのクリームが挟まった、楓を型取ったクッキーを買いました。
美味しかったです。
お土産やさんは滝付近に沢山ありました。
ナイアガラの滝のお土産です。
ポストカードは見つけられなかったです。残念。


夜ご飯は珍しくベトナム料理を食べました。
地球の歩き方に載っていたベトナムレストラン[Mai-vi]というお店でした。
味は・・美味しいと載っていましたが自分はどんな風に感じたか忘れてしまいました。
夜はナイアガラの滝がライトアップされます。
幻想的できれいです。
滝の近くは夜冷えましたのでお昼より防寒して見るのが良いと思います。
見てから宿に帰りました。

アムトラックでニューヨークへ戻ります
ニューヨークに戻るのは来るときと同じ列車のアムトラック利用です。
急遽泊まった宿からアムトラックの駅、[オンタリオ駅]まで地図を見ると歩けそうに感じたのでスーツケースとリュックを背負って歩くことにしました。
タクシー代を節約したかったので・・
しかし、歩いている人は全然いなくて、
しかも歩道が途中で無くなって(!)車道の隅を歩いてオンタリオ駅に着きました。
オンタリオ駅は小さな駅で、乗る予定の[メープルリーフ号]も時刻通り来ました。
メープルリーフ号はトロント出発の列車です。

トロント発は一日に一本しか走って無かったので、乗り遅れたらアウト!なので余裕を持って駅へ行きました。
ちなみにナイアガラの滝のアメリカ側からの駅からなら、一日に数本列車は出ています。
乗り込んですぐアメリカとの国境になります。
列車内での国境越えになるので車内で銃を腰にした入国審査の人が停車駅から乗り込んできて、
順にまわって確認していきます。
この国境でのやりとりの間列車はずっと停車しています。
一人一人念入りに質問があるので時間がかかっています。
私たちの後ろに座っていたちょっと怪しそうなおっちゃん(私が勝手に当時そう思った)は、入国審査の係の人もずーっと質問してました。
明らかに他の人より時間がかかってました。
ネクスト。旦那さんです。
パスポートと列車のチケットを見せます。
色々質問されています。旦那さんはゆっくりと答えていきました。
ネクスト。私です。
英語が早くて聞き取れず焦りました。
所々旦那さんが意味を教えてくれて何とか切り抜けた、という印象です。
飛行機での入国審査の時より質問が多かったです。
アメリカに入国するのは厳しいんだ、カナダに入国の時と雲泥の差を感じました。
車両全員の審査が終わり、しばらくして列車はのんびり走り始めました。
ここからニューヨークまで約9時間の旅です。
そして夜10時頃、行きとは違い帰りは無事ニューヨークのペンシルバニア駅に到着しました。
ナイアガラの滝まとめ
ナイアガラの滝は下から見上げたり横、後ろからも滝の大迫力を満喫できました。ツアー2つに参加し、両方体験できて良かったです。
世界三名爆はやっぱりスケールが凄かったです。
後は互いの国の国境の越え方の違いは印象に残りました。
カナダへ入るには事務所のような所でパスポートにスタンプぽん、と一瞬で終わったのに、
アメリカへ入る時は銃を腰にした係の人が念入りにチェックしていたので
入国の考え方の違いを肌で感じました。
ナイアガラの滝を真横から見られる、ジャーニービハインドザフォールズのチケット購入は公式サイトでも可能ですし、
「ゲットユアガイド」でも事前取得できます。
ジャーニービハインドザフォールズのチケット単体で利用する他に、
「ジャーニービハインドザフォールズ」と、「ナイアガラの滝壺へ行くのボートツアー」がセットになったツアーを利用するという方法もあります。
(例 カナダナイアガラの滝:ファースト ボートクルーズ&ビハインドフォールズツアー)
ジャーニービハインドザフォールズがカナダ側にあるので、カナダ側から出ている滝壺へ行くボートツアーを利用すると、両方をカナダ側で観光することができます。
1つのツアーで滝の迫力を色々な角度から感じられます。
カナダ側ですべて観光を済ませる場合の宿泊ホテルは、カナダ側のナイアガラの滝が利便性が良いです。
ナイアガラの滝はアメリカ側とカナダ側でそれぞれ宿泊ホテルも沢山あります。
観光内容によって、どちら側に宿泊した方が良いか、お気をつけください!
「トリップアドバイザー」で探した場合、
▲カナダ側に宿泊したい場合は、「ナイアガラの滝、オンタリオ州、カナダ」とホテルの住所に記載があるホテルから選びます。
▲アメリカ側に宿泊したい場合は、「ナイアガラフォールズ、ニューヨーク州」とホテルの住所に記載があるホテルから選びます。
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