アメリカ周遊㉓インディアンジュエリーとお寿司 in Santa Fe

前回はサンタフェの街を観光した話でした。

今回はインディアンジュエリー探しと日本人の方のお寿司屋さんの話です。

アクセサリー探しは2日目。

サンタフェで何か思い出に残るアクセサリーを見つけたかったので気合が入ります。

1日目は路面店のインディアンジュエリーのお店を中心にぶらぶら見て。

２日目はサンタフェプラザの真ん前に建つ、「Santa Fe Arcade（サンタフェアーケード）」が気になりました。

入ってみると何だか良さそうな雰囲気のインディアンジュエリーのお店がありました。

一生物のインディアンジュエリーに出会う

ターコイズのブレスレット

サンタフェアーケードのインディアンジュエリーが沢山置いてあるお店が見えました。

「あそこ良さそう」

あいさつしながら入ると、やさしい笑顔のおばちゃんが迎えてくれました。

商品についてひとつひとつ丁寧に教えてくれました。

沢山並んでいるアクセサリーは、どれもおばちゃんの手作りとのこと。

「これいいなぁ。」

試させてもらったのはブレスレットで、残念、サイズが私にはちょっと大きく。

「もう少し他のお店も見てみますね・・」

と一度お店を出ました。

でも。

他のお店でもブレスレットは同じようなサイズでした。

どこも同じサイズなら笑顔がすてきなおばちゃんのお店で何か選びたい。

なのでオバチャンのお店に戻りました。

お店に戻るとおばちゃんが

「あ～よかった、戻ってきてくれた」みたいに言ってくれました。

「あなたが帰った後にピッタリなの思い出したのよ！」と言いながらショーウィンドーを開けて探してくれました。

「おかしいわね～どこに置いたかしら～」みたいに言いながら在庫が置いてあるらしい所を探してくれて、

「あ、あったわ！コレよ！」

ショーウィンドーの上にコトンと置いてくれました。

それはターコイズのブレスレットで、今まで見てきた形に似てるけど

真ん中が丸くてサイドは何だかお花みたい！

「す、ステキ！！」

私もこのブレスレットが良い！！とひとめぼれでした。

オバチャンが「腕を出して、付けてあげる」と言ってくれたので付けてもらいました。

サイズはピッタリ。

おぉ！

「これは普通のサイズより小さいのよ、あなたにピッタリね」

そして「（ブレスレットの）この円には意味があってね、スピリチュアルが・・・」

英語がそこから先はちょっとわからなくてとても残念です。（このときグーグル翻訳があれば・・！そんな利器は無い2004年）

何となく太陽とか空？とか自然の意味があったと思われます。

「これください、いくらですか？」と聞いたら

＄160ということでした。

自分の中で高額だったけど、こんなにしっくり来たのは無かったし、おばちゃんのお店で買いたかったのでお願いしました。

その後もおしゃべりをしました。

雑誌の切り抜きを見せてくれて、

「ラルフローレンでターコイズが扱われたの、うれし～、Hitするわ～」

その写真のモデルさんは黒のタートルネックセーターにブレスレットをオンザターコイズをしてました。

ターコイズのブレスレットは私が買ったのに似ていて、

「こーゆうタートルに合わせてもかわいいね」と、おばちゃん。

日本から来ました。と言ったら

自分も日本の横浜に住んでた時があったのよ～。

旦那さんが日本でお店を出していて、おばちゃんはサンタフェに帰り、ここでお店してるのよ。みたいに言ってました。

お店を出る時に「ほんと、帰ってきてくれて良かったわぁ」と言ってくれて

私もすてきな人が作った、一生モノのターコイズに出会えてとても嬉しかったです。

（2023年現在、またラルフローレンでターコイズ沢山扱われてますね！石が大きいのが沢山写真で拝見できてスゴっっと驚いています。おばちゃん、喜んでいるかなぁ。次にサンタフェに行けた時には娘たちにおばちゃんのターコイズを選びたい・・）

サンタフェプラザの場所と口コミはこちら

インレイのブレスレット

私のターコイズは決まったので後は旦那さんの「何か」を本格的に探し始めました。

旦那さんはずっと「ホワイトバッファロー」で何かないかな～と昨日から探していました。

しかし中々これだ！というのに出会えず。

お店をはしごしている中でこれいいな！と思ったのは「インレイ」と呼ばれる埋め込み技法のブレスレットでした。

こちらはズニ族の人の作品みたいです。

いろんな石が組み合わされ、ひとつひとつ違う個性がありました。

細かい職人仕事ですね・・

購入は「EAGLE DANCER」というお店でした。

【サンタフェの他にインディアンジュエリーを扱っていた場所でオススメの場所】

• 問屋街のような大量のジュエリーを扱うショップが多いギャラップの話はこちらです→「看板につられてインディアンジュエリー豊富なギャラップへ」
• かわいらしいデザインの小ぶりのアクセサリーが売っていたのはグランドキャニオンのお土産売り場でした。その時の話はこちらです→「最終日はお買い物に費やす」
• 2004年ではなく、2012年に訪れて良かったのはモニュメントバレーの「KNOW YOUR JEWELRY」というお店でした。その時の話　はこちらです→「インディアンジュエリーの路面店でお土産」

サンタフェで美味な！お寿司！

夜ご飯はどうしようかね～と考えながら外のお店や看板を見ていたら

「OSAKA」と目に入ってきました。

「おさか。おーさか、大阪？日本食？日本食だよ！行こう！」

デンバー以来日本食を食べてないので絶対行きたい！！と向かいました。

入ると日本人の店員さんが

「いらっしゃいませ」

い、いらっしゃいませだって！！　久しぶりの日本語！！　感動！！

お店はカウンターとテーブル席があって、私たちはテーブル席に座りました。

メニューを見ると・・

ガガーーーン！！お寿司が１皿＄5！！　

で、ですよね・・（日本の回るお寿司とは違いますよね・・）

食費も節約していながらの旅行だったので私たちには場違いだったのでは・・

と思ったのですが、

お腹いっぱい食べることはできなくても

どうしても日本の味を味わいたい！！と思いました。

悩みに悩んで、私はちらし寿司を、

旦那さんはどうしてもお寿司が食べたい！と超控えめにまぐろとサーモンとたこの三皿を

日本人の店員さんに日本語で注文しました。

なんてストレスフリーなの～～　日本語注文・・

注文した料理が届くまでドキドキワクワクしてると、

お寿司を握っている大将さんがカウンターに座っているアメリカ人の人と英語で（！）会話していました。

すごーーーい、やっぱ英語ペラペラだ～

そして私たちのテーブルにお寿司とちらし寿司が届きました。

口に頬張った瞬間、

「うまーーーーーー！！！」

旦那さんの目が大きく見開いて目で語ってました。

日本人の大将さんが握るとこんなに美味しいんだ！！！

さすがにお寿司３皿ではさすがに足りないので何か注文したい。

けどお寿司だともっと食べたくなるので、

一皿でお腹にたまるもの・・

揚げ出し豆腐を追加注文しました。

私はというとちらしをちびちび、お米を噛みしめながら味わわせていただきました。

ホントはもっと、もっと！

食べたかったけどお金なく、諦めました。

美味しい日本食が食べられてほんとに幸せでした。

お店を出る時に大将さんに「ごちそうさまでした」と言ったら、

「ありがとうございましたー、って、あ？日本人か？！オメー、あいさつぐらいしろよ！」と言われました。

「すみません笑」　

びっくりしたけど、確かに日本人なんだから最初にこんにちは～とあいさつをしておけば良かったです。

大将さんはとても気さくな方で、アメリカを今周ってるんです、と言ったら

「アルバカーキは治安が良くないから夜歩くな」と教えてくれました。

そうだったんだ、アルバカーキが治安良くないなんて全然知らなかったです。

他にもOSAKAという名前のお店だったので、「大阪の出身なんですか？」と聞いたら

なんと東京下町のご出身で、注文をとってくれた方は超都心のご出身でした。

「めっちゃ都会っすね・・」と言ったら、大将さんから「おめえらはどこだ？」と聞かれたので

「○○市です・・」と言ったら「あぁ、東京の田舎だな！」と笑

確かに都心の方々からしたら田舎です笑

その後も○○市の話とかいっぱいしてくださり（知らないこともあって面白かったです）、

最後に「じゃ、気をつけてな！」

下町人情の感じられる大将さんのお店で食べれて良かったです。

（この2004年の旅で日本人の方と話せる機会はほとんど無かったので、今でも会話を覚えていました。笑）

まとめ

素敵な人のお店でインディアンジュエリーが見つかったり、日本食が食べれて、日本人の方とお話ができたりと楽しい一日でした。

やっぱりサンタフェは温かい人が多い印象です。

２万年も前にアメリカ大陸で自分たちの文化をきずいてきたネイティブアメリカンでは、ターコイズを「天をつかさどる石」としてとても大事にしていたそうです。（カワイイ宝石ずかんより）

サンタフェですてきなインディアンジュエリーを探すのおすすめです。

次は白い砂丘、ホワイトサンズ国立公園へ向かいます。日本の鳥取砂丘も行ったことが無い、砂丘初心者です。砂丘ってどんなところなのかしら？→「白い砂の砂丘、ホワイトサンズ国立公園へ」

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